公爵家の半端者

先日――――というか、もう二週間くらい前になるのですが、ネット小説大賞の応募用に書いていたものが完結しました。

公爵家の半端者~悪役令嬢なんてやるよりも、隣国で冒険する方が良い~

というファンタジーです。本編に入れられなかった部分については、活動報告に書いてあるのですが、それ以外の諸々について、少し書いてみようかなと。

Contents

タイトルについて

この作品のタイトル、最初は『公爵家の半端者』で、サブタイトルはなかったんです。でも投稿するにあたって「このタイトルで果たして読んで貰えるか」と心配になりまして。ちょっと硬すぎるというか。

それで急遽サブタイトルをつけてみたんですが、未だにこれで良かったのかどうか考える事があります。

タイトルもサブタイトルも内容通り(だと自分では思っているのですが)のものではありますが、うーん。

あらすじをもう少し頑張らなければというのは分かるのですが、タイトルを決めるのも難しいですね。

登場人物たちの名前について

公爵家の半端者の登場人物たちは、全員が宝石や鉱石から名前をつけています。

私自身があまり名前を考えるのが得意ではないので、宝石とか、色とか、花とか、一度決めたらそこから名前を選んでつける、という事を良くします。

人名図鑑からつける事もあるのですが、キャラクターの性質や設定をつける時に便利なので、前者から選んでいます。

最初は瞳の色を名前をつけた宝石の色にしよう、と思ったのですが、兄弟姉妹関係で色が違うという事になりそうだったので、その辺りはぼかしました。

ジャスパーの告白の成功率

ジャスパーがベリルを好きなのは物語のスタート時から一貫しているのですが、告白の成功率については物語の進行度で変化していました。

恋愛結婚が許容される世界観でしたが、ベリルの場合は「結婚は義務」という考え――それでしか自分が家の役に立てないと思っていた――だったので、実はズルタ陛下のごたごたが片付く前に告白していたら振られていました。

ですがエピローグの辺りはベリルは自分の力が役に立てると自信が出て、もう結婚以外でも家の役に立てると思えた頃だったので、告白のベストタイミングでした。その後押しをしたのが半神である茨の君――という辺りが、ちょっと神様らしいと思って頂けたら幸いです。

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