ミルドレッドの魔女学校1シーズン感想

NHKで放送されていたミルドレッドの魔女学校1シーズン、見終えました! ハリー・ポッターよりも前に存在したファンタジーだそうですが、とても面白かったです!

落ちこぼれの魔女ミルドレッドが学校の危機を救う、というのが全体を通しての物語で。
ミルドレッドが起こす数々の『失敗』は彼女が成長するためとは別に、周りの魔女たちの考え方を変化させるためにあったのではないかと思いました。

ミルドレッドは生粋の魔女ではないので、魔女の掟について良く知りませんし、学校のルールだって破ります。
周りの先生たちはそれに対して渋い顔や厳しい反応をしたりもしますが、それが結果として、最後の『魔女の家系は長女がすべて受け継ぐ』という掟に従わない事を自分たちで選ぶことに繋がったのだとドラマを見ていて思いました。

私は『この主人公がなぜこの物語の主人公であるのか』をしっかり描いた作品が大好きなのです。
このミルドレッドの魔女学校は、それがよく描かれていました。
失敗しない、掟も破らない、そんな優等生では、皆がアガサに対抗しようという気持ちにならなかったのだろうなぁと。

登場人物雑感

独断と偏見による登場人物の感想はこちら。

ミルドレッド

トラブルメーカー気質の主人公。騒動が起きるのは大体ミルドレッドが発端のことが多いです。
良い子なのですが、ミルドレッドが何かしなければ物語の大半は起きなかったなぁというイメージ。
でも起こしたものは結果的に自分で解決していたり、物語を良い意味で前に進めるために必要な主人公らしい主人公。

モード

ミルドレッドの親友で優等生。最初は頭が固い部分もありましたが、ミルドレッドやイーニッドと過ごすうちに、ルールを破ったりするようにも。
色んな魔法を知っていて、彼女の魔法が窮地を救うことも。
ミルドレッドの事をとても大事に思っていて、イーニッドが登場した時、ミルドレッドを取られたような感じで拗ねていたのがかわいかった。

イーニッド

最初はトラブルメーカーなのかな~と思ったら、ミルドレッドとモードの足りないところを補うようなバランスの良い子でした。
思っていたよりしっかりしていて、トラブルもそんなに起こさなかったなぁという印象。ご両親も結構面白い感じの人たちでした。

エセル

ミルドレッドの魔法による被害の大半はエセルが負っていた気がする。でも何ともえげつない方法でやり返すので、どっちもどっちでしたね。
こいつは嫌な奴だ!というのが初見で分かりやすい立ち位置の子。でも実際はなかなか素直になれなず、また抱いているコンプレックスが大きい子でした。
魔女の家系は長女がすべて受け継ぐという魔女の掟のせいで、姉のエスメラルダに対してのコンプレックスを抱いていたり、母親に自分を見てほしいのに仕事が忙しいという理由で保護者面談も魔法の幻影で済まされそうになったり。自分を見てほしい、認めてほしい、ちゃんと愛情を示してほしい、そんな風に思っている子に感じました。
ただこのままこじらせて成長すると、アガサの二の舞になりそうだったなぁ。エスメラルダがエセルの事を見放さず、ちゃんと手を伸ばし続けたからこそ踏みとどまれたんでしょうね。

ヘカテ

魔女学校の教頭先生。これも最初見た時は、生徒を贔屓しそうな嫌な先生だ!……なんて思ったんですが、実際はそんなことは全くありませんでした。
確かに厳しくて、問題児のミルドレッドたち厳しく当たることもありますが、決して誰かを贔屓したりせず平等でした。
そして誰よりも魔女学校を愛し、情の深い先生。この物語で一番大好きになったキャラクターです。

エイダ

魔女学校の校長先生。それなりに厳しいですが、基本的に生徒皆に優しい。
双子の妹がいます。魔女の家系は長女がすべて受け継ぐ、という掟通り、魔女学校を受け継いだのですが――実はエイダの方が妹だった真実。ちょっとややこしい。

アガサ

エイダの双子の妹。でも実は姉だった。
1シリーズのラスボス的存在。エイダをうらやみ、魔女学校の校長の座に何とかつこうと騒動を起こします。
エセルが色々拗らせたらこうなっていたかもしれない。

『衛生管理』が口癖の先生

名前がうろ覚えで後で治しますが、アガサと組んだ悪い魔女。
男の魔法使いに職を奪われるのは嫌だと、カエルに変えて行方不明にさせ、自分が教師の座に就いた。しかしバレて解雇されてしまいます。
たぶん職を奪われるというより、その性根が問題だったのではないかな。

 

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