都市伝説解体センターのノベライズと断篇集とコミックスが届いたぞー! やったー!
というわけで届きました。最高です。発売日を揃えてくださってありがとうございます!
えっへへ、楽しみにしていたんですよねぇ、こちら。好きなゲームと関係する書籍は全部揃えたくなる方なんですが、コミカライズとノベライズ、どちらも少しだけゲームと違った要素があるので楽しいですね。以下、ネタバレもありますのでご注意ください。
都市伝説解体センター Parallel File(りぼん版)
りぼんで連載されている、コミカライズ版都市伝説解体センター。Parallel Fileということで、ゲーム本編とは登場人物たちの設定が少々違います。
あざみーが高校生だったり、美桜さんとは顔見知りのような関係だったり。イルミナカードも登場しません。そしてゲームでは眼鏡をかけることで、はっきりと見えていたモノも、今作ではセンター長が現れて見せてくれる……という感じとなっております。
りぼんで掲載されるなら、美桜さん関係もマイルドになるのかなと思って読んでいたら、いや全然マイルドになってないですね!? と衝撃を受けました。よく考えたら、りぼんにもなかよしにも、昔から結構しっかりした描写はありましたね。闇は集うとか、神風怪盗ジャンヌとかにも。
違っていたと言えば、ブラッディ・メアリー編のラストは、りぼん版の方が好きだったりします。本編ではただただかわいそうだったあのお父さんたちへの、あざみーの優しさが見られて嬉しかったです。あの後で、お父さんは本編通り、あれをやってしまうかもしれませんが……その辺りは描写されていないので、少しだけ明るい方へ行ってくれたらいいなぁと思いました。
それにしてもあざみー、センター長、ジャスミンさんの絵がとても……良いですね……! 好きです!
都市伝説解体センター 断篇集
各話で作家さんが違う断篇集です! 私はまだ1話を読んだところなのですが、ぞわぞわした感じがあって良かった……。ゲーム内でもたびたび見てきた人の悪意を感じられて、ああ、都市伝説解体センターだ……! となっておりました。とても良い。作家さんによって一人称視点だったり、三人称視点だったりと、色々と違う風なのも面白いなぁと思います。
そして面白いのが、本の『色』なんですよ。表紙のイラストはもちろん都市伝説解体センターの方のもので最高なのですが、実は中身の縁にも赤色の印刷をされておりまして、横から見ると赤いんですよ。まるで自分が、あざみーが眼鏡をかけた時に見える景色のように。また、実際に赤色で印刷されたページもあって、これがまた雰囲気が出ていて良かったです。
表紙と言えばそちらの印刷もこだわりが感じられて、手触りがとても面白いことになっているのですが――傷がつくと目立つ材質のあれなので、早めにブックカバーを手に入れねばと決意いたしました。大変なことになってしまう。保存用にもう一冊買っても良いかもしれません。
あと4話あるので、うきうきしながら読み進めようと思います!
都市伝説解体センター 怪異を解き明かせ
みらい文庫さんから出版となったノベライズ版です!
こちらはゲーム本編を描いている方で、読んでいるとゲームのシーンが頭の中に浮かんできて楽しいです。小中学生向けのレーベルさんなので、その関係で削られたのかなと思うシーンは幾つかあるのですが、解体シーンまでスムーズに進むのはこれはこれで分かりやすかったです。1話のラストはりぼん版とも、ゲーム本編とも違う形となっているのですが、ラストに繋がる部分としてこれはありだな……!?とも思いました。救いはないかもしれません。
作中はゲームの画像がたくさん使われていて「そうそう!ここ!」「こうだったよね!」とすごく分かりやすくて良かったです!作中にあったトシカイくんの都市伝説コラムも入っているので、個人的にそれが一番嬉しかったですねぇ。あのコラム、しっかり読む前に次の話へ行ってしまっていたので、へへ……。
ちなみにセンター長からの着信音はポンポロンロン♪ポンポロンロン♪です。ありがたい……助かる……!
こちらの作品はミステリーツアーまで描かれているので、恐らく12月12日に発売予定の次の巻で完結するのではないかな、と思いました。




	        	        		
	        	        		
	        	        		
	        	        		
	        	        		
	        	        		
	        	        		
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