『その着せ替え人形は恋をする』13巻が届きました。

『その着せ替え人形は恋をする』13巻が届きました! 今回も本当にすごかった……。

表紙は『天命』のハニエルのコスをした海夢ちゃん。温度を感じさせない美しさがあったすごく良い。

というわけで13巻なんですが、今回はコミケでハニエルのコスをするお話でした。

とにかくごじょー君のハニエルへの解釈というか、理解がすごい。海夢ちゃんに「こういう風に振舞って欲しい」と頼んだのが、天命の作者が込めたハニエルという天使だったという感じだったんでしょうか。

海夢ちゃんでなければ表現が出来なかったけれど、そこへ至るまでに、ごじょー君がいなければ成り立たなかったのが「二人でないと作り出せない」という部分に出ている。

……のだけど、あまりに完璧に表現しきってしまったから、自分のどろどろとした部分への自覚と後悔に繋がってしまったのが、本当に。

前後のごじょー君の表情が凄まじかった、良かった。

「愛する奴に手が届かなかった悪魔の話」「可哀想だな」という溝上先生の台詞がぴったりはまる感じなんでしょうね。

あとこの巻が『13巻』というのも合わせたんだろうな……すごいな……。

あと面白いのが、カメラを構えている人達は海夢ちゃんに、何かしら物作りをしている人達は衣装に注目しているのが面白かったです。

つ、次の巻が気になる……!

あとおまけ漫画がとても好きでした。こういうの見たかった。

 

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