【小話】幼馴染

らっかみ!で初めてシナリオが公開された時の勢いで書いた会話式SS第四弾。今の設定が少し入って来ている感じ。

ちなみに五月は風紀委員、厚は保険委員です。厚の方はまったく活動出来ていないんですけどね。

トピック関係のメタな話題も混ざっています。

◆初ホームルーム後◆
宮田「初HR終わったなー」
薄野「終わったねー」
宮田「俺、保健委員になったんだー」
薄野「私は風紀委員やね」
宮田「へー。 眼鏡だから?」
薄野「厚が眼鏡に対してどんなイメージを持っているのか理解したよ」

宮田「俺は理由の3分の1は御木本さん(人体模型)!」
薄野「残りの3分の2は?」
宮田「高校生活で何か人の役に立ちたいなーって」
薄野「……」
宮田「?」
薄野「お祝いに蕎麦おごるよ」
宮田「やった!」

 

◆委員会その1◆
宮田「五月は眼鏡以外に何か理由あるの?」
薄野「眼鏡を理由の一つから外そうか」
宮田「えー」

薄野「私は校則守って規則正しい生活するんが一番と思っとるんよ」
宮田「あ! 分かったドラマとかでクラスに一人いそうな嫌味眼鏡!」
薄野「眼鏡から離れい」
宮田(嫌味は良いのか)

薄野「……と思っていたんだけど」
宮田「ん?」
薄野「どう思う?」
宮田「どうって?」
薄野「風紀委員について」
宮田「やってたら、その内分かるんじゃない?」
薄野「かなぁ」
宮田「そうそ。ていうかいつもの勢いでツッコミしようよ」
薄野「誰が嫌味やねん」
宮田「時間差!?」

◆委員会その2◆
宮田「あ! そう言えばさー聞いてくれよ五月ー」
薄野「うん?」
宮田「俺さー保健委員に立候補した時さー」
薄野「うん」
宮田「一瞬、島岡先生の様子が変だったんだよー」
薄野「変ってどんな感じに変だったんよ?」
宮田「何ていうか、こう……笑顔だったんだけど、具合悪そうだった!」
薄野「具合?」

宮田「俺がちょうど御木本さんに話しかけた時だったんだけどさー」
薄野「あー」
宮田「?」
薄野「うん。多分、具合悪くなってないから大丈夫大丈夫」
宮田「そう? それなら良いけど」

薄野「厚、御木本さん保健室に置かせて貰ったら?」
宮田「あ! そうそう、俺もそう思ってたんだー! 理由の3分の1!」
薄野「やはりか」

◆ところで◆
薄野「こう、入学式後にクラスにに行くタイミングを逃しとって」
宮田「俺なんて入学式前に挨拶したままだよ」
薄野「さり気なく入り込むのって、えらく緊張するなぁと思って」
宮田「だなー」
薄野「ああいうの、一度タイミングを逃すとね」
宮田「そーそー。友達作りと一緒だよなー」
薄野「メタだね」
宮田「メタだな」

◆お昼ご飯を食べましょう◆
薄野「そう言えば、お昼食べてなかったんだった」
宮田「俺も。何持ってきた?」
薄野「おにぎり」
宮田「俺サンドイッチ。ちょっと交換しようぜ」
薄野「いいけど、友達と食べんの」
宮田「友達と食べるんだよ」
薄野「さよか」
宮田「おう」

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