【小話】新歓祭が終わって

■登場人物説明■
薄野五月……1-4の風紀委員。ローテンションな蕎麦屋っ子。
宮田厚………1-1の保健委員。人体模型の御木本さんといつも一緒。

大久保仙太郎…人形劇団さびねこの先輩。割と常識人に見えた変人。
中村優子………人形劇団さびねこの先輩。骨格標本の君川君といつも一緒。

※以下、現状NPC
薄野九月……五月の妹。お姉ちゃん大好きっ子。意外と毒舌。
薄野一月……五月の従兄。おねぇ口調の貧乏小説家。テンションがおかしい。
山本節子……五月と厚の友達。何でも拳で解決する少女。

※会話形式SS第五弾。新歓祭シナリオの後日談的な位置付けです。メタメタしい。

 

◆新歓祭が終わって◆
宮田「新歓祭終わったなー」
薄野「終わったねぇ」
宮田「あれ、お前のじいちゃんのCD?」
薄野「そうそう」
宮田「まるでじいちゃんが歌ってるみたいだった!」
薄野「言葉の意味を問いかけてええですか」

 

◆そう言えばどこにいたの?◆
宮田「いいなー何か楽しそうだったしさー。俺も参加したかったなー」
薄野「そう言えば厚はどこにおったん」
宮田「え、何か参加ボタンの手前にいたぜ?」
薄野「待て」

 

◆乙女の秘密◆
宮田「ちなみに身体測定は保健委員として動いていた(という設定)」
薄野(何か最後の部分、変な言葉が聞こえた気がする)
宮田「五月は何してたんだよ?」
薄野「えーと。……メジャー争奪合戦?」
宮田「元気出せよ」(肩をぽん)
薄野「何がだ」

 

◆身長慎重◆
宮田「そう言えばさ、俺だって身長伸びてたはずなんだよ」
薄野「そうなの?」
宮田「そーそー。だって成長期だぜー?」
薄野「でも最初に伸び過ぎると後で伸び悩むよ」
宮田「元気出せよ」
薄野「だから何がだ」

 

◆ろっこんがにょっこん◆
宮田「そう言えばさー。ろっこんがにょっこんって出てきたの入学式頃だったよなー」
薄野「そうやね。にょっこんって出てきたねぇ」
宮田「それで俺の御木本さん、動くんだけどさー」
薄野「うん」
宮田「……返す時どうしよう」(※御木本さん:預かり物)
薄野「……」

 

◆幼馴染会議◆
宮田「そこで俺は提案する! これを幼馴染会議の議題に上げると!」
一月「その為に呼ばれたのねぇ、あたし」
薄野「あれ、くーは?」
宮田「薄野妹はおねーちゃんしか言わないので呼ばなかった」
一月「後でバラすわよ」

 

◆良い案プリーズ◆
一月「良い案って言ったって、そうそう出てこないわよ。ていうかそもそもろっこんって何よ?」
宮田「御木本さんを動かす力」
薄野「キャッチフレーズ!?」
一月「単に動かさなきゃいいんじゃない?」
宮田「あ」
薄野「あ」
一月(今気付いたみたいな顔したわね)

 

◆かいぎしゅーりょー◆
宮田「というわけで、動かさないに決定しました。ありがとー一兄。もう帰って良いよ」
薄野「ありがとう一兄。執筆頑張って」
一月「ちょっと!? 扱いの酷さに異議を申し立てるわよ!?」
薄野「え、でも、もうすぐやなかったですか」
一月「え? 何が?」
薄野&薄野「しめきり」
一月「うっ」

 

◆そういうわけで◆
宮田「とりあえず解決したので俺は満足です」
薄野「それは良かったです」
宮田「ところでさー五月ー」
薄野「うん?」
宮田「俺達、キャラがブレはじめていると思うんだよ」
薄野「それは言わないお約束」

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